オリジナルぬいぐるみと雑貨・(株)童心のホームページ

普通浴場・堤柳泉ビル

ファイル 937-1.jpg

ワタシの自転車通勤ルートには、
あの山谷。そして日本が世界に誇るテーマパーク、吉原がある。

花園通りと吉原大門通りの間に、大きな銭湯があり、
自転車で通過するたびに、「フッ」とバスクリンのような、固形石けんのような、清潔感あふれる香りに心が洗われる。
(ソープ街を通過しても、こんなお風呂の香りはちっともしないのだが)

銭湯の名は「堤柳泉」

今まで気付かなかったが、看板に「普通公衆浴場」と明記されていた。

もちろん一帯は少なくなったとはいえ、「個室付特殊浴場(1996年の風営法改正以来の名称)」だらけの街。
酔っぱらったオヤジがうっかり・・・もないだろうが、きちんと一線を引いているのだろう。

吉原:なんとGHQが民営に改革するまで公営だった。

その先駆的なシステムは、1903年、すでに「写真指名システム」をはじめる快挙をなしとげている。← 一人の日本人として誇らしい.

堤柳泉 で湯につかり、仲間に「昨日も吉原でひとっ風呂あびてさ・・・」と虚勢をはるのもオツかもしれない。