オリジナルぬいぐるみと雑貨・(株)童心のホームページ

一気に開けないでください。

ファイル 788-1.jpg

ヤマト便さんが運んできた、コンパクトかつチョー軽いカートン。

「なんだ?」

サンプル試作用の「綿」を工場が送ってくれた。

マジックで「一気に開けないでください。ワタが飛び出ます」と書いてある。

どーりで、軽いくせに、ダンボール箱がパンパンに膨らんでいる。

「開けないで・・・」・・と言われちゃ、
開けたくなるじゃないか。

<想像>
ワタシ「Sさん、○●から綿がついたよ」といいながら、カートンテープに手をかける。

S「あっ、ダメダメッ・・・」

パーン!(カートン破裂音)

事務所中に綿が飛び散り、ワタシに聞こえるか聞こえないくらいの「チィッ」という舌打ちをしながら掃除機をかけるN。

やはりワタシに「チラッ」と侮蔑の表情を投げかけ、ワタだらけになった、春物カーディガンを、ころころテープでぬぐい取るI。

「言ったのに」・・のあとに心の中で「バカ」とつぶやくS。

・・・想像するのも楽しい。

プチ知識:ぬいぐるみの中綿。

・昔はウレタンをまぜたり、もっと昔は木毛やチップを入れたりしましたが、今はポリエステル100%です。

・工場はおおきなカチカチの岩のような綿を仕入れます。→これを かくはん機で文字通り「かくはん」しフワフワにします。

・そんでもって空気圧で詰め込んでいきます。

そんなカートンも、Sが片隅を5cm四方を切り取り、少しづつ使用中。
つまらん。
今度はもっとパンパンにして送ってもらうことにしよう。