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歯矯正・終了

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ついにこの日がやってきた。

苦節2年。
ラーメン食べるたびにほっぺを噛み。
そのほっぺが腫れるものだから、また噛む。
そんでもってまた腫れ上がるから、もっと噛む。

この2年間。
左口内は常にブン殴られたあとの状態になっていた。
その「歯科矯正装置」が本日、持田香織先生の手によってハズされた。

(ところでみなさんご経験は?この装置をはずす方法は・・・やはり閻魔大王のようにペンチで容赦なく・・・)

香織先生「よくがんばりました。」

アチキ「すっんごく嬉しいデス!」

香織先生「私もうれしいです」

<以下妄想>
香織先生「・・・でも。私がこの装置をハズしたら・・・お別れですものね」
アチキ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
香織先生「せめて電話番号・・・いやイケナイ。医者として、でもせめて・・」

とまぁこんな妄想を働かしている間も、
今度はS先生(男)がキィーキィーと音をたてながら、装置をとったあとの歯を掃除してくれている。

S先生「かぶせてあった義歯を取りのぞき、前の歯に手伝ってもらって、2本同時にかぶせる方法をとります。」

S先生は続く「銀ですと「保険」がききます。最新の、一番見栄えもいい、しかも丈夫な、私だったら絶対選ぶセラミックですと、2本分、○○万円くらいとなります。(ヤスイモンダ)」

アチキにも社会での立場がある。う~んショボイ男に見られたくないし。・・あっ香織先生もそば耳たててる。(気がする)

アチキ「セ・セ・セッ・セラ・セラッ・・セラミックでお願いします」
言っちまった。
かくして、また新しい治療が始まることになりました。

数ヶ月後、みなさんアチキと会った時、
「ねぇねぇセラミック見せて、あの見栄で選んじゃったヤツ」・・なんて言わないように。

だれも 見たかないよね・・・。