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NY・変わったこと・変わらないこと

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久々のニューヨークで、よくよく考えたら大きく変わったことがあった。
久々・・つまり、「リーマンショック」前と後だ。

<その1・タクシーの運転手>
アチキが初めてここNYに来たのは、約25年前ダ。
そのとき初めて乗ったタクシーの運転手さんは韓国人だった。
ベトナム戦争で兵隊をだした韓国人にはグリーンカードが優先的にまわったと聞いた。

数年後は、確かインド人の運転手だったように記憶している。

それから、モハメッドと名の付く運転手さんが多くなり(これらの人は車内で聞く音楽もいわゆる「アレ」系で譲らないからすぐわかる。)

突然ロシア人が登場した。(ソ連崩壊後だった・・と思う)

ペルー人の登場だ。
日本人とわかると必ず「日本大使館・人質救出」の自慢を何度されたことか。

2000年くらい、アメリカが経済的にも株価的にも絶好調のころ、なんと、白人の純粋な(←先住民でないよ)アメリカ人が増えた。
彼らはラップトップPCを助手席に積んで、信号待ちのたびに(おそらく)株価をチェックしていた。

今回はまたインド人とおぼしきドライバーが増えていた。

このタクシードライバーの人種は、世相と経済を強く反映しているように思える。

勝手な想像だが、ITブームから「数字に強いインド人は重宝がられるゾ」と退去アメリカにきたのではないか。事実、世界の国でアメリカへの留学生がダントツに多いのはインドと聞いた。(中国じゃなくってヨ)

すべては「リーマンショック」さえなかったら、NYCのドライバーでなく、ゴールドマンサックス、いや(バンカメの子会社になっちゃったけど)メリルリンチあたりで働いていたのではないだろうか?


<その2・支払い>
これがすごい。
以前は$1のギフトボックスを買うのにも「クレジットカード」を出していたNY市民だが・・・。
レジにならんでもキャッシュで支払う人が圧倒的に多い。
それにカードを出すとIDを求められる。
以前は$50の新札なんて出そうものなら、こすったり、ボールペンで数字を書いたり、偽札じゃねーのか疑惑丸出しだったけど。
つまりあのいまわしい出来事で信用をなくした人が増えた・・・いやカードが信用をなくしたのかもしれない。
「CASH ONLY」という張り紙があちこちの店、レストランで見受けられる。
くわえて政府の発行する新札が信用度を増したのもあるかも。

<その3・ホテルレート>
リーマンショックなぞなんぼのもんじゃい!
ホテルはますます高い。
このTIMEは3年前が$210。(←そのとき125円/US$)
今回は$340。
前回が2月の閑散期のせいもあろうが、20年近く定宿にきめていたNOVOTELなんぞ$450オーバーのありさまだ。
さすが観光の街・NYだ。

いつまで続く、どこまで上がる、このホテル料金。


<その4・夕食>
ウィークエンド(山本コータローではないぞ)、2人以上で(スムーズ)に食事がしたかったら「予約」をしましょう。
あの日本人のオアシス、49丁目の「SAPPORO」なんかでも大混雑。アチキ一人だったから5分待ってカウンターで食べれたけど。
どのレストランも待つお客さんだらけ。ファストフードなんかもっと並んでる。→要注意。

<かわらないこと>
SAPPOROのやったら元気のいい・オカマのオヤジさん。・・まだいました。すくなくとも20年はいます。


これからまたどー変わるNY。