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上野下アパート

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用があり・・・
銀座線・稲荷町まで自転車を漕いだ。

㈱童心からその目的地までは、地下鉄で1駅。

炎天下のなかだけど・・・料理の道具街・かっぱ橋を渡り、お寺だらけの「松が谷地区」を通るのはキライではない。

清洲橋通りも渡り、細い道に入ると・・・
「んっ?なんだこれ?古! まるで表参道にあった同潤会アパートだ」

しかもまだ人が住んでいる。


はい正解は:やはり「同潤会・上野下アパート」でした。

なになに・・・1929年だから昭和4年に建てられたアパート。
同潤会は関東大震災後に発足した財団法人。
東京・横浜に最初期の鉄筋コンクリート集合住宅を造った・・・そうな。

当時としてはめずらしかった、エレベーター・食堂・共同浴場・談話室だけでなく、屋上にサンルームが完備したものも造ったらしい。

電気・都市ガス・水道・ダストシュート・・・これら最先端の設備もこの同潤会が先駆者だったらしい。

その今や廃墟すんぜん(失礼)のアパートに未だ住んでる人がいるとは・・・。

都内にもかなりの建物が残ってるらしい。(Wikipedia、見てね)


車でなく自転車での移動、しかも路地や小道中心。

まだまだ発見がありそーだ。