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今さらながらケーブルテレビで観た。

「夕凪の街 桜の国」

いい映画だった。

麻生久美子さんがとてもいい。
時効警察の演技は（コメディだもんね）それほどとは思わなかったが・・・

今や不幸を演じたら、木村多江さんと双璧だろう。

戦争・原爆がいかに多くの人々を不幸にした、していることか。

特に主人公・皆見（麻生久美子）が亡くなる時のセリフは今までにない・・・・静かながら、ものすごいものだった。

田中麗奈さんもよかった。
この人、役のときの「かわいさ」は倍増する。
現代っ子の明るさを持つけど・・・もしかしたら体に潜むかもしれない・・原爆症が・・・。

アチキの今日まで身にふりかかった不幸というのは・・・
２０年くらい前、川崎駅を通りがかったら「アントン・ウィッキー」さんがリハーサルをしていた時くらい。
もう２０分遅くあそこを通ったら・・と思うと今でも身の毛がよだつ。

２００７年公開。

前も書いたけど・・・
不幸にして戦争はおこるにせよ、
あんなもの（原爆）、人の頭の上に落とすなんて、絶対いかん。