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夜の聖路加国際病院

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日曜の夜
「早く寝るか」なんて考えていると電話が鳴った。

「東京消防庁のものですが・・・」

イヤな予感

「息子さんのAさんが海で転倒し救急搬送されました。病院が決まりましたらお知らせします」

三男Aは友達と海浜公園へバーベキューに行っていた。

えらいこっちゃと聖路加国際に向かったのであった。

小さい頃から「多動症」ではないかと心配するくらいの子だから、ERで首にコルセットを施され血まみれの顔面で車いすに座ったAを見ると不謹慎にも吹き出しそうになる。

CTとレントゲン撮影も手際よく、なんたって急患なんだから。

幸い首や脳に異常はみられなかったが、当人の予想通り顔面数か所を骨折していた。

これも緊急入院の扱いをいただき明日28日に手術となったのであーる。

本人曰く「情けなくて&恥ずかしい。手術でもなんでもしてくれ」・・だそうだ。

聖路加国際病院

診察後Aとタクシーを拾う。
振り返れば近未来のような大きな建物がそびえたち、「心配ない。まかせなさい!」と励まされたような気がした。